日常生活の心得

身を守る極意と行動例

日本は安全な国と言われていますが、日常生活に危険がない訳ではありません、また、いわゆる「平和ボケ」もいただけません。そこで、武術的観点から見た日常生活の実践心得を紹介しましょう。まずは、知って→理解して→意識して→行動する、ということでしょうか。
◇ 身を守る極意は危険を避けること
○ 危険を意識して生活すること
 ・どのような時間・場所・場合(状況)に危険が潜むか
 ・出かけない決断も重要

  (不要不急・気が向かない・体調不良) 
 ・危険を感じたら近づかない・避ける

  (感性を磨き・直感を信じる)
○ 暴漢は相手を見て襲う
  ・隙を見せないこと(警戒している雰囲気を漂わせる) 
◇ 行動例
○ 自宅等 
  ・見知らぬ訪問者

   (直ちにドアを開けて対応しない→様子見と確認)
  ・アポなしの訪問者・面会者

   (可能なら直接会わない→人を介して)
○ 外出時
 ・周囲の安全確認(見る・臭う・感じる)
  ・曲がり角は大きく曲がる(階段・壁・塀・障害物)
  ・立ち位置(柱の側・全体を見渡せる場所)、半身で
  ・工事現場等(特に上方に注意)
○ 所要時
 ・銀行・店舗等から出るとき
 ・トイレへの出入り
 ・エレベーター内の立位置と同乗者
  ・携帯電話使用時(背面)
○ 他人との接触時
 ・相手との間合い(特に呼び止められた場合)
 ・周囲に注意(相手が複数の場合)