古武術介護

介護人の腰痛の予防やより楽な介助を実現する方法を紹介します。

 介護の世界で古武術の技術を応用した体の使い方が知られるようになって来ました。

 介護人の腰痛の予防やより楽な介助を実現する方法として活用されています。

 これは、武術が内包する体を一体化させる術理や力を通す術理を応用したものです。

 1 介護者の体を一体化させ力の通りを良くする、筋力を極力使わない体の動かし方を覚える。

2 要介護者の骨を操作し、反射を活用することで体を一体化させ、容易に起こせたり立たせたり。 

これらを適切に使うには術理を理解する必要があります。原点の技を習う必要はないものの術理を理解した人から指導を受け、双方の役割を練習して体得することが重要です。

現在、古武術介護として紹介されているのは、主に1すなわち介護者側の体の使い方によるものだと思われますが、ここでは、主に2すなわち介護される側の体を操作する方法を紹介します。この方法ですと、要介護者に密着することなく上体起こしなどができます。

 椅子から立たせる例(動画)

 寝ている方を起こす例(動画)をご覧ください。